田んぼで出会える生き物たち

田んぼには四季を通してさまざまな生き物がおとずれます。
春、水を入れる前の田んぼはレンゲやタンポポが美しくさいていて、蜜 (みつ) がめあてのチョウやミツバチがやってきます。水が入るといつの間にかアメンボがすいすい。水の中にはメダカやドジョウ、それからタガメやゲンゴロウのようなこん虫たち。
オタマジャクシはカエルになったよと合唱し、はいごの暗やみからはヘビがにょろりと近づいてくる。
梅雨になると害虫ウンカがはるばるとアジア大陸から飛んできます。むかえうつのは、われらがクモやスズメたち。
夏の夜にはホタルが飛び交い、稲穂 (いなほ) がたれるころには赤トンボが山からもどってきます。

米作りを助けると言われているえき虫、反たいにじゃまをする害虫。でもこれは、人間から見た勝手なことなのです。生き物たちはそれぞれが、子孫 (しそん) を残そうと一生けん命に生きているのです。田んぼの中はいのちに満ちあふれており、食べたり食べられたりのくり返しなのです。

日本では、このような風けいを見ることができる場所も少なくなってきています。

みなさんに田んぼの生き物たちをもう少し知ってもらうために、ちょっと不思議な行動をしょうかいしてみます。

監修:日高敏隆 (ひだかとしたか) 先生 (動物行動学)
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田んぼのギャング