メダカのむれは、どうしておたがいにぶつからないの?

メダカ
メダカ
  • 科目: メダカ目メダカ科
  • 体長: 約15~20mm
  • 成体を見ることができる時期: 一年中
  • 冬ごし:成体
  • 漢字: 目高
  • 田んぼでのニックネーム:田んぼのおゆうぎ隊

水圧 (すいあつ) を感じています

メダカはむれを作って泳いでいます。方向転換 (てんかん) なども一せいに行い、おたがいにぶつかりません。魚は体の側面に、頭から尾 (お) にかけて側線という感覚器官があって、ここで水流や水圧、しん動を感じとります。メダカはこの側線が無く、かわりに頭部に側線があります。他の魚より脳 (のう) に近い場所に感覚器官があるため、すばやく動くことができ、ぶつからないようです。

むれを作るのは外敵 (てき) から身を守るためです。数が多いほど外敵を発見しやすく、食べられることが少なくなるからです。むれの1ぴきが外敵を発見して方向転換すれば、他のメダカもそれにしたがいます。

メダカ

メダカの学名は「Oryzias latipes」と言って、意みは「稲 (いね) のまわりの広い足の生き物」です。どの部分が広い足かはわかりませんが、田んぼとは縁の深い魚のようです。日本で最小のたん水魚です。水草のしげったところに多く、水の表面近くをむれで泳ぎ、小さな動植物を食べます。漢字では目高と書きます。目が体の上の方についているからでしょう。水面のミジンコを食べるのが便利なように、こうなったのでしょう。口も上を向いています。

水温がおよそ13℃以上、日照時間が13時間以上ぐらいになる春から夏の早朝に産卵 (さんらん) します。糸状の毛のある卵 (たまご) を1日に20こくらい水草にからみつけます。約2週間で7mmぐらいのち魚がふ化し、1ヶ月ほどもすれば小さな成魚となります。自然界のメダカのじゅ命は約1〜2年のようです。

「緋 (ひ) メダカ」とよばれている赤いメダカは、野生のメダカの突然変異 (とつぜんへんい) で体の色が変化したものです。日本の野生のメダカの色はかっ色です。メダカは塩分や高温に強くて、塩田や温泉にも住めます。繁殖力 (はんしょくりょく) もありますが、今は絶滅危惧種 (ぜつめつきぐしゅ) に指定されています。絶滅をふせごうと、たくさんの人々が活動を始めています。

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