4月24日育苗箱 (いくびょうばこ) へのとこ土入れ

コンベア式の播種機

育苗箱とは、田植えをするまで稲の苗を育てる箱のことです。田植えをする時に必要な稲の苗の数は、田んぼの面積10アール (1000㎡) で約20箱の育苗箱が必要と言われています。田植えをする面積におうじて必要な育苗箱の数を計算します。育苗箱には、種まきの日までに、あらかじめ土を入れておきます。
ここでは、ベルトコンベア式のは種機の土入れをしょうかいします。

新聞紙を敷く

まず育苗箱の底に、あらかじめ箱の大きさに合わせて切っておいた新聞紙をしきます。新聞紙をしく理由は次の4つです。

  1. 育苗箱の底には水や空気を通すあなが開いています。そのあなから土がこぼれないようにするためです。
  2. 保水性 (ほすいせい=水をたもつこと) が良くなります。
  3. あなから苗の根がのび出し、なわしろ田 (育苗箱を置く田) の土に根が付くと、田植えの時に苗箱が取りづらくなります。また、根がのびた苗は大きくなるので、あながあいている所と、そうでない所の苗の育ちがちがってきます。
  4. 苗同士の根がからみあう「根がらみ」を助けます。根がらみが良くなると、田植機で苗を植え付ける時に、植え付けつめが苗を取りやすくなって、ていねいに植えることができます。
  • 育苗箱をセット
    新聞紙をしいた育苗箱を、は種機にセットします。
    育苗箱のサイズは外がわが600 (たて) ×300 (横) ×30 (高さ) mmです。また、内がわは580 (たて) ×280 (横) ×30 (高さ) mmです。これは、田植機の苗のせ台にそのままセットできるサイズとなっています。
  • 育苗箱
    は種機のベルトコンベアが、育苗箱をい動させます。右がわの、土が入ったホッパにセットされたとこ土が育苗箱に入れられます。
  • 播種機の反対側から出てきます。
    は種機の反対がわから、土の入った育苗箱が出てきます。育苗箱の深さは30mmで、とこ土は約15〜20mm入っています。後日、そこに種もみをまき、土をかぶせます。
  • 鎮圧ローラ
    回転しているブラシが、土の表面を平らにします。ローラが、さらに平らに仕上げます。
  • 育成苗を積み上げる
    とこ土の入った育苗箱は、種まきの日まで積み上げておきます。
  • 家族総出の作業
    育苗箱をセットする人、ホッパに土を入れる人、とこ土の入った育苗箱を積み上げる人など、家族がチームワークでがんばっておられました。

田起こし

塩水選・消毒