5月11日 (種まきから10日目)育苗器について

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育苗器

苗を育てる方法としては、育苗箱をなわ代田に並べてビニールトンネルでおおう代わりに、育苗器という機械を使う方法もあります。育苗器の中に、育苗箱を積み、電気ヒーターやじょう気などを使って加温し、発芽させる機械です。また、苗を育てることを専もんにしているところもあり、近ごろは、育苗箱で育った苗を買う農家の人もふえてきました。

  • サーモスタット1
  • サーモスタット2
  • 温度管理

サーモスタットという温度を調節する機具を使って、温度のかん理を行います。そのため、太陽の熱のえいきょうを受けないよう、育苗器は日かげに置きます。

発芽して約1~1.2cmの状態

育苗器では、2日間、30〜32度の温度をたもって一せいに発芽させます。約1〜1.2cmとなります。
育苗器で発芽した苗は、光にあまり当たっていないので、白っぽくなっています。この後、光にあてて緑色にします。
急に強い光を当てると苗がいたむので、弱い光をあてます。苗は黄ばんだ色となります。高さは3.5〜4cmとなります。
5日目に育苗ハウスの中にならべるか、なわ代田にうつして、かんれいしゃという布をかけます。約8日間で緑色になり、これを緑化と言います。

緑化が完了した苗

緑化した苗は、自然条件で約10日間きたえます。これが育苗器による苗作りの仕上げで、硬化 (こうか) と言います。この苗を、田植えに使います。

5日目・発芽

15日目・除覆 (じょふく)