6月15日 (種まきから45日目)除草剤 (じょそうざい) の散布 (さんぷ)

  • 稲 実寸大稲 拡大
  • 田んぼの写真田んぼの写真
  • 稲の写真稲 (いね) の写真

タイヌビエやコナギなどのざっ草が生えてくると、次のようなことが起こります。

  1. 水や養分をざっ草が横取りする。
  2. 日光をさえぎる。
  3. 風通しが悪くなる。
  4. 病害虫が発生しやすくなる。

高温多湿 (こうおんたしつ) の日本では、すぐにざっ草がはびこります。そのため、むかしは米作りに使う時間の半分近くがざっ草取りと言えるほどでした。今は、稲 (いね) をいためずにざっ草だけを取りのぞく除草剤 (じょそうざい=草をかれさせる薬) という薬があり、広く使われています。田植えの1週間から10日後、苗 (なえ) が活着したら第1回目の除草剤をまきます。

除草剤には、えき体のものと、つぶになっているものがあります。まき方も噴霧器 (ふんむき) や散粉機 (さんぷき) を使ったり、田んぼがたくさん集まっている地帯ではヘリコプターでまく場合もあります。ここでは、つぶになっている除草剤を手でまく場合をしょうかいします。

  • 除草4
    苗をふまないように気をつけて、田んぼの中に入ります。除草剤をつかんで田んぼの中にまいています。
  • 除草5
    ポイントは、かたよらないようにまくことで、田んぼ全体にまんべんなくまきます。
  • 除草6
    白いつぶが除草剤です。水にとけてひろがっていきます。
    この後、10日ごとに2回、除草剤をまきます。3回目の除草剤散布が終わるまでは、除草剤がよくきくように、水をためておきます。近ごろは、一回まくだけでよい薬もできています。
  • 除草7
    これがタイヌビエです。
  • 除草8
    これは秋のようすです。ざっ草は大変、生命力が強く、稲を押しのけて大きくなっています。
  • 除草9
    これほど大きくなれば、米のとれる量も少なくなります。こうならないように、あらかじめ除草剤をまいています。

40日目・深水かん理

50日目・あぜの草かり