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8月4日 (種まきから95日目)穂肥散布 (ほごえさんぷ)
田んぼの写真
稲 (いね) の写真
穂肥 (ほごえ) とは、じょうぶな穂を作るためにまくひ料でのことです。穂が出てくる直前にまきます。早くまきすぎると、ひ料が稲のくきや葉に回って、稲がのびすぎることになってしまい、もみの中に実 (=お米) ができにくくなります。穂肥は、タイミングが大切なんですね。
穂が出てくる25日前ごろになると、稲は葉をふやすのをやめて、くきの中で、穂を作り始めます。稲をわってみると、できかけの穂が見つかります。穂肥はこの時にまきます。
穂肥はチッソを中心に、リンサン、カリなどをバランス良くまきます。

この時期、田んぼに入ると稲をいためますので、穂肥はあぜからまきます。
穂肥は、まきすぎてしまうと、くきや葉に回って、稲が大きくなってたおれてしまいます。稲がたおれると、米のとれる量も、品しつも悪くなってしまいます。
穂が出てからまくひ料を実肥 (みごえ) と言います。