9月13日 (種まきから135日目)倒伏 (とうふく)

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稲の説明

倒伏とは、稲 (いね) がたおれてしまうことです。稲がたおれると、稲かりが大変こまります。また、米のとれる量や品しつが悪くなります。倒れて穂が水につかった時には、もみから芽が出てしまい、収かくできない場合もあります。稲の倒伏は節から折れる場合は少なく、節間が曲がるか、折れる場合がほとんどです。おもに根元近くの節間が曲がったり折れたりして倒伏します。節間が徒長したり、弱くなっているところに、風雨などの外的な力が加わると倒伏します。

稲

節間がのびるわけは、日照不足にあります。成長をうながす植物ホルモンは、光によって働きがおさえられます。日照不足の植物は、この成長ホルモンの働きがおさえられず、のびてしまいます。たとえば葉がしげりすぎている田んぼの場合、根元が日かげとなって、のびてしまいます。
大型の品種は倒れやすいと言えます。早くから根元が日かげになり、そこがのびて弱くなるからです。また、チッソひ料がききすぎても、のびてしまいます。

稲2

節間の長さだけではなく、強さも大切です。根ぐされなどによって根元が早くかれたり、病害虫などで弱くなった稲もたおれやすくなります。
倒伏をふせぐためには、根元近くの節間が短くて、じょうぶな稲に育てることが大切です。
台風が近づいた時に、水を深くしておくと倒伏がさけられる場合があります。倒伏した場合は水を出して、もみから芽が出るのをふせぎます。また、稲をできるだけ持ち上げてかぶを起こし、かんそうさせます。

あぜ道

あぜ道一つへだてただけで田んぼのようすは、まったくちがってくると言われます。この写真の場合も、あぜ道の左の田んぼは倒れていますが、右の田んぼは、ちゃんと育っています。

  • 倒伏
  • 倒伏2
  • 倒伏3

今では、稲かり機の種類によっては、倒伏した稲を引き起こし、かり取ることができるようになっています。

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