日本の3倍以上ものお米を食べる国。米をゆ出する大国ふっ活に向けて機械化を進めるミャンマーの田んぼ。

ヤンゴンでは豊富な種類のお米をはん売

スーパーの米1

ヤンゴンのスーパーマーケットに行くと、多くの種類のお米がたなに並べられていました。

また、お米の粉で作ったビーフンとよばれているめんも売られていました。日本のめんは小麦粉で作ることが多いですが、ここでは米から作られていました。

ビーフン

急げきに変化しつつあるミャンマー

ヤンゴンの家庭の電化せい品についてたずねてみました。冷ぞう庫は30%の家庭に行きわたっているそうですが、テレビは約80%の家庭にあるそうです。テレビではKポップやかん国ドラマ、そして日本のアニメがよく見られているということでした。

ヤンゴン市内では「日緬 (にちめん=日本とミャンマー) 交流イベント」が開かれていました。エアコン、まほうびん、シャワートイレ、インスタントラーメン、ギョーザなどがしょうかいされており、とてもにぎわっていました。2007年に首都はネピドーにうつりましたが、ビジネスの中心は今でもヤンゴンだそうです。

日本フェア
  • 変化しつつあるミャンマー1
  • 変化しつつあるミャンマー2

「今後も、機械化を進めていきます」

クボタミャンマーは、ミャンマーの農業を支えんするために、さまざまな計画に取り組んでいます。

  • ランドセル
  • タイでのドライビングスクールの様子

村田社長「き付指数ナンバーワンの国で、私たちもCSR活動として、文具入りのリュックサックを子どもたちに、き付しました。そして本業では、農業機械の使い方を学んでパフォーマンスを100%発きしてもらうためのドライビングスクールや、農業機械化局とタイアップして実験用の田んぼにノウハウを持ちこみ、いかにしゅうかく量が上がっていくかを実しょうするモダンファームを2018年から実しする予定です。この国は本当に人の気持ちがいい、やさしく親切でスマイリーな国です。心から、サポートしたいと思っています」

45エーカー (東京ドームの約4こ分の広さ) の農地を持つチョージアさんは、先進の農家でもあります。稲かりの後は、日本にもゆ出するモヤシ用の豆をさいばいするのですが、働いてくれる方々にまず手を洗うことから教えていくそうです。
※1エーカーは約4047平方メートル

チョージア「まず、手をあらうことを教えます。手あらいの場所もきちんと作りました。次に消毒です。鳥による病気、牛による病気に注意をしてもらいます。さまざまな知しきを得て、農業を進めていきます。今後も機械化は進めます。私の農場の機械化りつはまだ7%です。残りの93%も進めていきます」

会う人ごとに笑顔で、あく手を交わすチョージアさん。この国は、ときに「現身 (うつしみ) の浄土 (じょうど) 」とまで表現されます。

  • 笑顔1
  • 笑顔2
笑顔3

世界人口は2050年に96億に達すると国連はすい計しています。今後、世界で人口のぞう加が予そくされるのは、米を主食とするアジアやアフリカの地いきです。来たる食料問題をかい決するために、米の生産をふやすことは、とても重要なこととなってきています。

ミャンマーは水と土にめぐまれ、また未利用地も多くあり、アジアでナンバーワンの米を生産するのう力を有している国と言われています。この国は、お米を愛してたくさん食べる国です。この国には、米作りにじょう熱をかたむける人々と、心からサポートする人々がいます。これから先のことをしっかり考えて機械化を進める先進の農家が出て来ています。そして、「徳 (とく) 」を重んじて生きる、人々の和があります。米ゆ出大国復かつを目指すミャンマーの田んぼが、力を発きする日は、遠からずやって来るのではないかと思います。

取材・文責:くぼたのたんぼかん理人
協力:松下英樹 (WAZO) Than Naing (WAZO)

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