平成1989年から

平成1

現在、日本では農業人口が減少し、農村の過疎化が進んでいます。
こうしたなかで、懸命に農業を守っている人たちは、後継者難や都市化による水の汚染などと闘いながら、米作りを基盤にして築き上げられた日本列島、その土地を、水を、緑を、文化と環境を守っています。

世界的に食糧危機説が再燃しています。各地で多発している異常気象や自然災害の影響はもちろんのこと、特に中国をはじめとするアジア諸国の急激な人口増加や耕地面積の減少・食生活の構造変化などにより世界の食糧事情が逼迫し、世界の穀物在庫率は過去20年間で最低の水準に落ちこんでいます。

世界の穀物は需給緩和の時代から需給逼迫と激しい価格変動の時代に突入し、食糧が戦略商品になる時代がやってくることが懸念されます。こうした国内外の食糧事情の中で、他のあらゆる時代にも増して、今日ほど農業が高く評価される時代はありません。国際的に見ればそれは、地球環境の守りの主役でありお手本であり、国内的には、日本の心のふるさとです。

平成2

昭和時代