中干し (土用干し) と開花日照りに不作なし

出穂

夏の暑い盛りに田んぼの水を抜いて、ひびが入るまで乾かすのが中干しです。稲は水を求めて根を張り、肥料の吸収が良くなります。

中干しの頃には籾が出来、籾の集合体である穂が出てきます。これを出穂 (しゅっすい) と言います。稲は穂を出すとすぐに開花し、受粉します。受粉により、籾の中では胚ができ、養分をデンプンにして籾に蓄積し、日ごとに大きくなります。これが私たちが食べるお米です。晴れて暑い日が続くとおいしいお米ができます。人間にとっては厳しい暑さも、稲にとっては恵みです。ただし、水がきちんと確保されている必要があります。

伝統農具の紹介

  • 菅笠1
  • 菅笠2
菅笠 (すげがさ)

田んぼの見回りの必需品です。暑い日ざしをさえぎります。案山子に被せると、ぐっと強そうになります。

長さ467mm・高さ180mm・奥行き467mm

コラム 稲の花

稲の花

稲は晴れた日の午前中に清楚な花を咲かせます。1本の穂には、約100個ぐらいの花が付いていて、穂先から咲きます。全部が咲き終わるまでに、1週間ぐらいかかります。少しずつずれて花を咲かせるのは、子孫を確実に残すための仕組みです。花を傷つけるので、この時期は田んぼには入れません。

虫追い

稲刈り