4月6日畦塗り

畦塗りは、田んぼの土を、田んぼを取り囲んでいる土の壁に塗り付けて、割れ目や穴を防ぐ防水加工をすることです。小さなヒビや、モグラやケラが開けた穴から水が洩れるのを防ぎます。水が洩れると、水管理が困難になるだけではなく、除草剤や肥料の効果も低下します。ここでは、トラクタによる畦塗りを紹介します。

  • 牽引 牛
  • 牽引 馬

トラクタはトレーラーや道路機械・農業機械などを牽引 (けんいん) する原動力車のことです。米作りでは、農作業の目的に応じてインプルメント (道具・用具) を取り付け、牽引することが出来ます。昔は牛や馬に牽引させていましたが、いまではトラクタがその役割を担っています。

トラクタ

トラクタは作業機を牽引するだけではなく、回転や上下動など、農作業に応じてインプルメントを動かすことが出来ます。これは、エンジンのパワーを、走行のためのタイヤだけではなく、取り付けたインプルメントに伝える装置が装備されているからです。この装置をPTO (Power Take Off) と言います。

PTO変速

農作業に応じて工夫されたインプルメントを取り付け、PTOで駆動することにより、トラクタは米作りのなかで、さまざまなを役割を担うことが出来ます。

  • 畦切り爪
  • 回転

畦塗りは、田植えの1~2ヶ月前に行います。田んぼに水が溜まっている場合は、水を落として、適度の湿りになるまで乾かします。掌で土を握って、程良く固まる程度が目安です。草や藁、石などはあらかじめ取り除きます。
畦塗り機の前部にある畦切り爪が回転して、まず前年の畦の土を、上から下に細かく砕きながら削ります。

  • ディスク
  • 回転 押す

ディスクが下から上向きに回転し、細かく砕かれた土を押し付けて、堅く締まった丈夫な畦を作ります。土が細かく砕かれているため、隙間のない畦が出来ます。

  • 畦塗り作業の開始1
  • 畦塗り作業の開始2

畦塗り作業の開始です。

  • 作業中トラクタ1
  • 作業中トラクタ2

作業速度は時速約0.2~1kmです。ゆっくりと丁寧に作業するために、トラクタは1秒間に約6cm、時速0.2kmという超低速で走行することが可能です。

  • 作業中トラクタ3

畦塗り機の登場で、作業が効率的で均質なものとなりました。

床土作り

田起こし