4月27日~29日浸種 (しんしゅ)

塩水選をした種籾は、薬剤に一昼夜つけてから、乾燥させます。その後、水に浸ける浸種を行います。浸種は、種籾を一斉に発芽させるために、必要な水分を吸収させる作業です。

種籾

種籾は水分が13%以上になると、呼吸が盛んになり、細胞の分裂や伸長が始まります。また、水分を吸収すると、胚乳の中のデンプンが分解されてブドウ糖となり、新しい細胞を作ったり呼吸をするエネルギー源となって発芽が促進されます。
浸種をする日数は水温によって異なります。水温×日数を積算温度と言います。種籾の場合、発芽に必要な積算温度は100度です。水温が15度であれば7日間、水温が12度なら8日間が目安となります。
水温が高いほど早く吸水し、デンプンの糖化も早くなり、催芽活動が早まります。水温が高いほど浸種時間が少なくて済むわけですが、急激に吸水させるため、発芽ムラが出来やすくなります。
水温が低ければ、多少の吸水ムラがあっても、長時間かけて吸水させますから、発芽のムラは少なくなります。このため、低温が望ましいという考え方が一般的です。この条件を満たすために地下水・河川水・溜池水などで浸種する場合もあります。小さな溜池などでは、水面に近い水は気温の上昇につれて水温が上昇しやすいので、深めの場所に吊します。

塩水選・消毒

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