7月25日 (種まきから85日目)中干し

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夏の暑い盛りに田んぼの水を抜いて、ヒビが入るまで乾かすのが中干しです。中干しには次のような目的・効果があります。

  1. 土中に酸素を補給して根腐れを防ぎ、根の活力を高めます。根が強く張ります。
  2. 土中の有害ガス (硫化水素、メタンガスなど) を抜くことが出来ます。
  3. 水を落とすことによって肥料分であるチッソの吸収を抑え、過剰分けつを抑制します。
  4. 土を干して固くし、刈り取りなどの作業性を高めます。
  • 中干し
    1株20本程度の茎数が確保されたら、中干しを実施します。これにより、それ以上の分けつを抑えます。夏の土用の時期に干す場合が多いので、土用干しと言う場合もあります。
  • 中干し2
    中干しも、やりすぎは禁物です。土に大きなヒビが入ると根が切れたり、土の保水性が悪くなり、この後の登熟期の水不足の原因となります。また、ひどい場合は稲が陸稲化し、登熟を完了する前に根の寿命が尽きて、収穫量が減ります。これを「秋落ち」と言います。
  • 中干し3
    中干しを完了して、田んぼに再び水が入れられました。ちょっと、ホッとします。
もみきち2

暑い盛りです。この時期、思わぬ失敗を招きかねない夏の睡魔を追い払うために、昼寝もまた、大切なひとときです。

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