10月8日 (種まきから160日目)はさ架けについて

  • 干し稲
    地方によっては、何段にも重ねて干すなど、さまざまな干し方があります。
    刈り取ってすぐの籾の水分は約20~25%です。このままでは水分が多すぎて米が変質するので15%ぐらいになるまで乾燥させます。また、乾燥によって固くなり、籾摺りのときに砕けにくくなります。
  • 稲揚げ
    晴天が続くと約1週間で水分は15%程度になります。乾燥が完了すると脱穀する場所まで稲を運びます。この稲運びのことを「稲揚げ」とも言います。日の短い秋、すばやく、しかも籾を落とさないように気をつけて運ばなければなりませんでした。
  • 千歯扱き
    乾燥させた稲の穂先から籾を落とす作業が脱穀 (だっこく) です。稲扱き (いねこき) とも言います。「丁寧」と「能率」という矛盾する二つの要求を満たすために、さまざまな工夫がこらされてきました。
    この写真は、千歯扱きでの作業の様子です。千歯扱きは元禄年間に発明された画期的な農具です。鉄の歯の隙間に稲の穂先を入れて、引き抜くと籾だけが落ちます。
  • 脱穀
    脱穀した籾には、稲の葉や藁くずが混ざっています。これをさまざまな方法で取り除きます。この写真は、唐箕 (とうみ) です。人工的に風を起こし、籾や藁くずなどを重さごとに選別します。
  • 脱穀2
    脱穀が終わると籾すりです。籾すりは籾から籾殻 (もみがら) を除去して玄米にする作業です。この写真では、臼で行っていますので、この作業は臼ひきと言いました。
  • 脱穀3
    この写真は、米搗き臼です。地に埋めた臼の中に玄米を入れて、足踏みで上下させる杵で搗 (つ) き、精米を行います。 精米は、玄米から糠 (ぬか) を取り除く作業です。玄米を精米すると、白米になります。
  • 米
  • 米2

白米を炊くと、毎日食べているお馴染みの御飯 (ごはん) となります。

155日目・刈り取り・脱穀

165日目・籾すり